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異次元よりの時局推断

中国四川大地震で予兆するもの
2008年8月31日

水戸弘天
'07年になってまもなく中国では巷間、人々は囁き交わしていたというのである。「来年の'08年には大変なことが起こる」。やはり易経の国だけのことはある。5月12日に四川省大地震が勃発、約10万人の死者が出るという大惨事となり人々は「やっぱり本当だった」と言い交わしたというのである。中国では古来、「天変地変は為政者への天が下す裁きである。それはひとえに天意を受けていない為政者のあり方に起因する。」というものだ。こうした〈易学史観〉からすれば「自然存在の原理」が、つまり大自然の現象が物質世界に発現する前に予兆として現象化していると理解することが可能なのだ。だから大規模な天災地変の場合にはその現象が後々に発生する人間社会の動静を予兆しているのだ。さてそこで今回の四川大地震を異次元(陰陽五行の世界)からの分析で自然界が示すところのメッセージを解明していこう。この地震は'08年5月12日PM2:28に発生している。この時間帯における9気盤は以下のとおりである。

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さてこの自然界の生命の営みの推移を示す時間質は今後どのような事象の発現を示しているのであろうか―。首都北京からみて四川省成都は西南方に位置している。西南方には年盤では7赤、月盤では2黒、日盤では4緑、刻盤では壊乱の星5黄が回座している。こうした回座した星の動向によって自然界の流れを読み取るのである。「7赤」は〈金融、不足、論争〉などの象意であり「2黒」は〈大衆、空無、忍従〉、4緑は〈遠方、評判、海外、信用〉などを意味し、時間盤には壊乱、腐敗の星である「5黄土星」がめぐっていることをが年月日盤の各々の象意のトドメとなっている。つまりこれを解明してみると〈人民大衆はこれまでの不足不満を表面に露骨に吐き出すようになりそれをめぐっての論議が社会に表面化するようになり「5黄土星」の壊乱の作用により社会は平静ならざる状況が現象化する。またそれにより中国への諸外国からの評価が下がり信用を落としていく傾向になる〉という国情の変化を予言しているのだ。また念のためにもう1つの占法、諸葛孔明の兵法であった奇門遁甲の面からも分析を加えてみよう。

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大地震が発生した時の〈時間質〉は次のようになる。年盤、月盤、日盤の中で国家に関する事象は特に「月盤」を主体に見るがそこで月盤の西南方位に回座している星の状況をみるとまず〈凶星〉の「杜門」の存在であり、それに加えて「天冲星」との組み合わせが注目されるのである。この〈凶組み合わせ〉の意味するところは「古き悪習慣を守って新しき改革に踏み出せない事での蔽害」を予兆している。この事情を推断するとこの大地震ではからずも露呈したのは中国共産党の独裁権力も実際に新しい時代の潮流の中に変貌しつつある社会変化を示しメディアも政府の対応を批判をすることができたし〈これは人災だ〉と腐敗官僚を批判する大衆の声を報道していた。こうした大衆への要求に応えず共産党既得権益をどこまでも守ろうとする中共守旧派とバブルに恩恵を受けられなかった差別にあえぐ少数民族、地方農民などの反体制勢力との対立が国を揺るがす動きの核心となろう。さて今後どのような中国の変化を今回の自然現象から予知できるか―。以上のような〝凶現象〟を解読していくと〈戊子1白土星〉に発生した大地震の示す予兆による現象は〈子一辰一申〉の三合法則によって〈'09年己丑9紫火星→'10年庚寅8白土星→'11年辛卯7赤金星→'12年壬辰6白金星〉と結合していくので注目すべきは〈'12年〉に一連の予兆の「結果」ともいうべき現象が生ずるのだ。この動きは前年の'11年頃から前駆現象ともいうべき動きが出始めるのである。ではそれは北京がどういう事態になるのかといえばこれまでの共産党独裁の国家体制が溶解していく新しい動きが始まるのである。北京中央政権への求心力が衰退していく傾向が次第に強まっていきやがて各地での暴動が頻発して大陸は単独政権では成り立たず分裂を始めるのである。だから北京オリンピックフィナーレは〈北京大乱〉へのプロローグであることを大自然の原理は明確に示している。